九月三十日 これまた、久々の戯言。
『リリース・スタイル』について書こうと思う。
まずは、僕自身のリリース・スタイルについて。 シーバスに関しては、殆んどが関東内での釣行が多い。
殆んど全てをリリースしている。 とりあえず、シーバスの将来に繋がる最善策の一つだとは思う。
『リリースは、アングラーが行なえる「未来の楽しみ」への最大最高の投資である。』という一文を見つけた。
原工房でも協賛している大会のうたい文句(?)である。 淋しいものを感じた。
『リリース』」は、アングラーが行える行為のなかでも次元の低いものであって欲しい。
対象魚を傷つけないこと。 減らさないこと。 増やすためには?
最終的には行政を含めた環境問題にいたるはずだ。
わかりやすい具体例を書こう。 シーバス等のフィッシュ・イーターが多く存在するためには、それなりの
ベイトフィッシュが必要だ。 突き詰めると豊富な植物プランクトン、緑の栄養が必要になる。
すると、山を見直す必要が出てくる。 手入れもされずに放置された、植樹政策による針葉樹の山たち。
水害に直結する問題にもなっている。
僕の大切な仲間の一人が、素晴らしい報告をしてくれた。 とある鮎釣り関連のグループで行っているその
行為とは。 皆でお金を出し合って、広葉樹を増やそうと頑張っているらしい。 昔の山らしい山にもどそうと
努力を始めたそうである。 同じ釣り師として、誇りにさえ思う。
貴重な魚の、これまた貴重な居場所を『埋め立てる』。 こういう政策に真っ向から立ち向かっている人もいる。
『釣り』は、魚を殺傷する行為に他ならない。 この事実から目をそらさないでほしい。
『魚食文化』をけして否定して欲しくない。 魚にかぎらず、様様な生物を殺すことで人間の命が成り立つこと
からも、目をそむけないで欲しい。 一匹の魚を食せば、同カロリーの他の生物が生き延びる。
話は変わるが・・・この夏のイベントで白けたことがある。 僕自身も会員になっているJGFAの『ライトタックル
トーナメント』。 オールリリースをうたい文句に毎年夏、三浦半島で開催されるこの大会。
数百人の目の前に、百キロ前後のカジキを殺して持ち帰る数人のアングラー。 スズキでいえば、まさしくセイゴ
クラス。 心の底から、白けました。
もちろん、協会という形を取る以上色んな人たちが集まるのはしょうがないことでしょう。
この民主主義社会では、『多人数』が有効な手立ての一つになることも多いことですし。
この日本には無数の釣り関連団体があるようです。 なかなかまとまらないようです。
相手の意見を否定することなく・・・・・・・何とかまとまってほしいものです。
釣り師一人のわがままを受け入れてくれるほど、世の中甘いもんじゃないと思います。
釣り師であるまえに、一人の大人として楽しくやっていきたいものです。
マナーやモラルを抜きにして、いかなるコミュニケーションも始まるわけがない。
こんなことを書いていると、『年寄りくさい!』と思うやつもいるんだろうなぁ・・・。
人間としてあとどれだけ生きていけるか・・・・・・神様だけが知ってるんです。