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チューニングとリペアについて

               ライン・アイ・チューニング

ライン・アイの形を『ティア・ドロップ型』にしてあります。  上下に曲げやすいようにです。  上に曲げるとダート性が増し、潜行深度が深くなります。 下に曲げると水噛みが良く、スロー・リトリーブでの泳ぎが安定し、潜行深度が浅くなります。   特にメケメケ、アルバ、ドンク等のジャークベイトは、そのアクションが激変します。   激しく曲げて『ピキ!』となっても、アロン・アルファを一滴垂らすことで、強度の低下はありません。      

とりあえず、全ての補修にアロンアルファです。  原工房で使用しているコーティング剤(二液反応型アクリル・ウレタン)との相性が抜群で、完全に一体化します。  リップ等が大きく欠けた場合は、水洗いしたあと一晩吊るし、アロンアルファを染み込ませます。  充填したり盛り付ける場合は、硬化促進剤を使用しながら塗り重ねていくと、作業時間が短縮できます。  ちなみに原工房では、ボディの組み立てもアロンアルファで行っています。  

アルミの針金(ここでは、0.9mmのもの)を適当な長さに切り、ルアーのお腹にあてて馴染ませます。 

こんな感じですね。

良く馴染ませます。  もちろん、ペンチなどを使うのがいいでしょう。

まずはアロンアルファを一滴。  少しずつ、です。

ステンレス・ワイヤーの代わりに、PEライン等を使用するのも良い方法です。  耐衝撃性はより強いものになります。 

 

ピン・ポイント・キャストが好きな方にお奨めです。  ここでは写真写りを考慮して太い糸を巻いていますが、実際には細いPEラインなどを巻きつけてアロンアルファを染み込ませることで、かなりの強度アップになります。  

瞬間接着剤  硬化促進剤  『aa セッター』 
これはアロンアルファを製造している東亜合成の純正品です。
液体なので使用の際は工夫が必要でしょう。

原工房では、エアーブラシで薄く吹き付けて使用しています。

瞬間接着剤  硬化促進剤  『スプレープライマー』
こちらはスプレー式なので使いやすいです。  ホームセンターなどで販売されています。  アルテコ社のものです。

リップが大きく欠けたら・・・

ここまで欠けたら、パテ埋め等での補修に不安が出るところでしょう。 どんなに硬い木材で作ってもこの部分の強度は出せません。  桐、檜、黒檀・・・・・・木材であるがゆえに、もろいものです。  
まずはサンド・ペーパーやヤスリでならします。
キリやドリル等で穴を開けます。 
針金を曲げます。  写真写りを考慮して太目のものを使用しています。
差し込みます。 
アロンアルファを染み込ませます。  ワイヤーにも塗っておいたほうがいいです。  この後はパテ埋め。  2液混合型のものがヤセも少なく、使いやすいでしょう。  粘土タイプのエポキシパテは扱いやすく、お奨めです。  隙間にアロン・アルファを染み込ませると最高の強度が得られます。 

オリジナルなカラーリングを施すことで、より以上ルアーに対する愛着を持っていただけたら幸いです。   

リップの形状でルアーのアクションが変わります。  大きめ、長めに作っておいて、泳ぎを見ながら少しずつ削っていくのが良いでしょう。  

原工房の真骨頂はここにあります。  何故手間のかかりすぎる工法にこだわるのか。  

リペアが簡単だからこそ、です。   

セルロースセメントによるドブ付け仕上は、黄ばみを招き、表面硬度も得られません。 

ウレタン・フロア等による一液性ウレタンドブ付け仕上は、つけた回数だけ、膜ができます。  釣行毎にアロンアルファで補修しても、むなしい結果が待っています。  塗料、コーティング材が一体化できないことが要因です。

2液反応型アクリル・ウレタン仕上は、全ての割れ、欠け、ヒビ、穴にアロン・アルファが効きます。  このコーティング材と塗料までもが一体化しています。   

原工房オリジナルの目玉を、ボディの奥深くセットしています。  その隙間には、アロンアルファのみを充填しています。  ボディを壊さない限り、目玉が取れることはないでしょう。

原工房におけるリペアの詳細ページはコチラ。